ワークブック
メインの課題では、毎回ワークブックを作ります。
あとりえくれよんdeマステは、奈良県大和高田市の放課後等デイサービス(支援が必要な小中高生が、放課後や長期休みに通える福祉サービス)です。
このページでは、わたしたちが大切にしている考え方と、施設のこと、そして毎日子どもたちと過ごすスタッフのことを、ゆっくりご紹介します。
マスキングテープには、ふしぎな魅力があります。
好きな色を、好きなだけ重ねて貼れること。そして、いらなくなったら下地を傷めずに、きれいに剥がせること。
わたしたちは、子どもたちの成長もこれと同じだと考えています。
マステが一枚ずつ重なっていく様子を、4つの場面にしてみました。
まだ何も貼っていない画用紙。その子が生まれ持った、本来の自分です。わたしたちは、ここをペンキで塗り替えたりはしません。
たのしかったこと、できたこと。ひとつの経験が一枚のマステになって、そっと重なります。下地はそのままです。
ちょっと悔しかったことも、大切な一枚。何枚も重なるうちに、ほかの誰でもない、その子だけの色あいになっていきます。
「このやり方は、もう卒業しよう」。成長した自分の意思で、重ねたものは拭う(剥がす)こともできます。剥がしたあとも、下地は傷つきません。
ペンキで塗り替えるのではありません。本来の自分はそのまま大切にしながら、色を重ねていく。そして重ねたものは、自分の意思で選び直せる。だから安心して、貼って、試して、やり直せます。
マスキングテープを重ねるように、
「本来の自分を大切にしながら、色(経験)を積み重ねていく」。
成長した自分の意思で、重ねたことは拭う(剥がす)こともできる。
わたしたちにとってマスキングテープ(マステ)は、ただの工作の材料ではなく、この理念そのものです。
🤝 ぴあん
あとりえくれよんdeマステで提供している放課後等デイサービスの名前は、「ぴあん」といいます。
「ぴあん」は、英語で仲間を意味する「PEER(ピア)」から生まれた名前です。PEERからスタートし、進化した「PEER-NEXT」= PEERN(ぴあん)。仲間を強く意識した名前です。
PEERピア(仲間)PEER-NEXT進化してPEERNぴあん
ひとりでがんばる場所ではなく、仲間と一緒に楽しむ場所。たとえば教科の課題では、学年のちがう子どもたちがチームを組んで協力します。対象は支援が必要な小学1〜6年生と中高生で、年齢や能力に応じてグループ分けをしています。
コンセプト
できた!をカタチに
「できた!」を、その場かぎりの気持ちで終わらせず、目に見えるカタチにして手もとに残していきます。
メインの課題では、毎回ワークブックを作ります。
運動の課題では、クリアするとシールをゲットして、自分のシールブックに貼っていきます。
メインの課題には「発表」の場面があり、作ったもの・できたことを仲間に見てもらえます。
毎日の活動は、色分けされた「4つのあとりえ課題」で組み立てられています。
🏡 安心して過ごせる場所づくり
はじめて来た日も、ホッとできる場所であるように。あとりえくれよんdeマステの空間には、いくつかの工夫があります。

壁から天井へ、のびのびと枝を広げる大きな木。幹も、色とりどりの葉も、一枚ずつマスキングテープで作られています。
「色を重ねていく」というわたしたちの理念を、そのまま形にした施設のシンボルです。見学のときは、ぜひ近くでご覧ください。
がんばりすぎて疲れたとき。まわりの音や刺激から、少しだけ離れたいとき。もともとレントゲン室だった部屋を活かした、静かな個室「おこもり部屋」があります。
感覚過敏(音・光・においなどの刺激を人一倍強く感じやすいこと)のあるお子さまも、ここでクールダウンしながら、自分のペースで過ごせます。
トイレは2箇所。そのうち1箇所は、化学的な洗剤に頼らない「ナチュラルクリーニング」でおそうじしています。
化学物質過敏症(ごく少量の化学物質にも体が反応してしまう症状)のあるお子さまにも配慮した空間です。
もしもの時に備えて、AED(自動体外式除細動器: 心臓が止まったときに電気ショックで救命を助ける機器)を設置しています。
これからの計画もあります。施設の外壁などに子どもたちの作品を展示して、地域のみなさんに見ていただく取り組みを考えています。
🧑🏫 3人の先生
プログラミング、馬のお世話、英語、アート、心理、写真——。あとりえくれよんdeマステの先生3人は、それぞれ別々の世界を歩いて、ここに集まりました。
経歴がバラバラなのは、じつは大きな強みです。「子どもさんに広くいろんな体験を」というのが、わたしたちの想い。いろんな世界を知っている大人がそばにいるほど、子どもたちが出会える世界も広がるからです。

京都工芸繊維大学を卒業後、IT企業でプログラマー・SE(システムエンジニア)として働き、その後はオーストラリアの競走馬の牧場へ。帰国後もホースセラピスト&NPO、税理士事務所と、さまざまな世界を経験してきました。そろばん2段・少林寺拳法2段の腕前もあります。
「面白いことへの階段を、一段一段一緒に作っていきましょう」

大阪外国語大学(現在の大阪大学)を卒業。カナダでのワーキングホリデー、公立中学校の英語の先生、心療内科での子どもアート療法士・親子カウンセラーを経て、マスキングテープアート作家として展示会でも活動しています。2019年からにじいろくれよんの一員です。
「Everything happens for a purposeful reason.(すべてのことは、意味があって起こる)」

同志社女子大学を卒業後、子ども写真スタジオで6年間勤務し、店長も経験しました。「子どものことをもっと知りたい」という想いから、2021年10月に、にじいろくれよんへ。
「子どもたちと一緒に成長していきたい」
歩いてきた道はそれぞれですが、「子どもさんに広くいろんな体験を」という想いはひとつです。
あとりえくれよんdeマステでは、第3期スタッフを募集しています(2026年2月〜)。
🖍️ にじいろくれよん
あとりえくれよんdeマステの母体は、大和八木の「にじいろくれよん」です。
にじいろくれよんが提供している放課後等デイサービス「ぴあん」と同じ形で、ここ大和高田でも運営しています。まり先生・ゆか先生も、にじいろくれよんで子どもたちと過ごしてきたスタッフです。
日々の活動の様子は、ブログとInstagramで発信しています。
📅 見学・相談
文章や写真だけでは、伝わらないことがきっとあります。にじいろの木も、おこもり部屋も、先生たちの雰囲気も、ぜひ実際にたしかめに来てください。
見学・相談は、40分の個別制。お子さまの同伴も大歓迎です。当日はお子さまのペースに合わせて、マステを使った簡単なあそびからゆっくり始めます。無理はさせませんので、安心してお越しください。
受給者証をまだお持ちでなくても、見学はOKです。取得の方法は、見学のときに丁寧にご案内します。契約から利用開始までの道のりはご利用までの流れのページにまとめています。
受給者証は、放課後等デイサービスなどの福祉サービスを利用するために、市町村が発行する証明書です。
✅ 見学・相談は受付中
現在、全曜日満席のため新規ご利用の募集は停止していますが、見学・相談は受け付けています(空き待ち・新年度に向けた事前のご相談として)。最新の空き状況は、スプレッドシートでいつでもご覧いただけます。
📊 空き状況をリアルタイムで見る(新しいタブで開きます)💬 よくあるご質問を見る
🚃 近鉄「大和高田市駅」から徒歩8分/🚗 駐車場8台あり