15:00〜 宿題・あそび
学校モードから、じぶんのペースへ
学校で一日がんばってきた子どもたちを、決められたプログラムでいきなり迎えることはしません。まずは宿題やあそびの時間。ひと息ついて気持ちをほどいてから、あとりえの課題に向かえるように、ゆるやかな助走の時間を最初に置いています。
一日の流れ
あとりえくれよんdeマステの一日は、毎日きまった順番・きまった時刻で流れていきます。「次に何をするか」が前もってわかることは、子どもたちの安心のいちばんの土台。放課後等デイサービス(支援が必要な小中高生が、放課後や長期休みに通って成長を支えてもらえる福祉サービス)としての支援の考え方が、この時間割そのものに詰まっています。
平日(月〜金)
学校が終わったら、あとりえの時間の始まりです。お迎えから送迎まで、平日はこの流れで過ごします。
スタッフが学校までお迎えにうかがいます。ご自宅へのお迎えや、ご家族による直接の送りもOKです(くわしくは下の「送迎について」へ)。
あとりえに着いたら、宿題に取り組んだり、好きなあそびで過ごしたり。ひと息ついて、自分のペースを取りもどす時間です。
こくごとさんすうを月ごとに交互に。ボードゲームを教材にして、あそびながら学びます。
3分間の「ホッとタイム」。呼吸を整えて、気持ちを次の課題へ切りかえます。
ものづくり・講座・ゲームで「できた!」をカタチにする、一日のメインの時間です。
スタッフがご自宅までお送りします。ご家族による直接のお迎えもOKです。
※ご利用時間は放課後〜17:45です(17:45からご自宅への送迎を開始します)。
長期休暇
夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇は、お昼すぎからのゆっくりスタート。ご利用時間は14:00〜17:45です。
13:45〜15:00の間に、スタッフがご自宅までお迎えにうかがいます。
ご家族が送ってくださる場合は、14:00以降にお越しください。
宿題・あそびや、あとりえ課題に取り組みます。その日の詳しい過ごし方は、見学・相談のときにお気軽にお尋ねください。
平日と同じく、17:45からご自宅へお送りします。直接のお迎えもOKです。
時間割のひみつ
あとりえの一日が毎日同じリズムなのは、偶然ではありません。自閉スペクトラム症の支援で世界的に大切にされているTEACCH(ティーチ)という考え方があります。活動の流れや場所を「目で見てわかる」ように整えて、次に何が起こるかの見通しを持てるようにする支援の枠組みです。見通しが持てると、子どもは「次はどうなるんだろう」という不安にエネルギーを使わずに、目の前のことに集中できます。
あとりえでは、一日の流れを毎日同じ順番にすること、そして課題ごとに色を決めること(教科=山吹、瞑想=空色、メイン=珊瑚、運動=若草。このサイトでも全ページ同じ色です)で、その「見通し」を目に見えるカタチにしています。ここからは、それぞれの時間に込めた意味をご紹介します。
学校モードから、じぶんのペースへ
学校で一日がんばってきた子どもたちを、決められたプログラムでいきなり迎えることはしません。まずは宿題やあそびの時間。ひと息ついて気持ちをほどいてから、あとりえの課題に向かえるように、ゆるやかな助走の時間を最初に置いています。
「勉強しなさい」ではなく、「あそぼう」から入る25分
こくご・さんすうを月ごとに交互に学ぶ、25分間の課題です。教材は、市販の良質なボードゲーム。学年のちがうなかまとチームを組み、ゲームのルールの中で自然とことばや数にふれていきます。短い時間で区切るのは、集中が続きやすく、「できた!」の気持ちで終われるようにするためです。
3分で気持ちを切りかえる、一日のまんなかのスイッチ
教科課題とメイン課題のあいだに、たった3分の瞑想をはさみます。ねらいは「場面の切りかえ」。活動と活動の切れ目は気持ちが乱れやすいタイミングだからこそ、基本の呼吸法で体を落ち着け、自分の気持ちに気づくマインドフルネスの時間を毎日同じ位置に置いています。
マインドフルネスとは、「いま・ここ」の自分の体や気持ちに気づく心のトレーニングのことです。子どもたちは「気持ちが落ち着く」「次のメイン課題に集中できる」「頭のグチャグチャがすっきりする」と、瞑想のいいことを自分のことばで言えるようになっていきます。おうちや学校でも使える、一生モノの切りかえスキルです。
「できた!」をカタチにする45分
ものづくり・講座・ゲームの3タイプから月ごとに組まれる、一日の中心となる45分です。時間は「スケジュール確認 → ウォームアップ → ほんぺん → 発表 → おかたづけ」の5つの場面に区切って進めるので、いま何をする時間かがいつでもわかります。最後は「発表」。自分のがんばったところを言葉にして、なかまに認めてもらうところまでが1セットです。
4つのあとりえ課題のもうひとつ、運動課題(若草色)も、月ごとの教具にレベル分けで取り組む形で日々の活動に組み込まれています。課題の詳しい中身は「あとりえ課題」のページをご覧ください。
「月刊ぴあん」は、その月の課題の中身を公開している閲覧アプリです。毎日の活動が、いつでもご家庭から見られます。
送迎
送迎は「行きも帰りも」「帰りだけ」など、ご家庭のご事情に合わせて組み合わせられます。よくある4つのパターンにまとめました。ご家庭にいちばん近いものを探してみてください。
あとりえの送迎車ご家族の車この2つの印で、だれが乗せていくかを表しています。
パターン1
こんなご家庭に送迎対象校に通っていて、行きも帰りも車を出すのがむずかしい。
送迎対象校に通っていれば、ご自宅の場所は問いません。対象校の一覧はマイマップで公開しています。
パターン2
こんなご家庭に学校へのお迎えは必要ないけれど、ご自宅からの送迎をお願いしたい。
上の時間は平日のものです。長期休暇は13:45〜15:00の間にお迎えにうかがいます。
パターン3
こんなご家庭に「行きは送れるけれど、帰りはむずかしい」など、片道だけお願いしたい。
反対に「行きだけ送迎、帰りはご家族のお迎え」もできます。「送迎なし」もふくめて、組み合わせは自由です。
パターン4
こんなご家庭にご家族が送り迎えできる。
ご家族が送迎できる場合は、奈良県内全域からご利用いただけます(西和養護学校・大淀養護学校に通うお子さまもOK)。
よくあるご質問
あとりえの一日は、短い活動のまとまりに区切られています(教科課題25分、瞑想3分、メイン課題も5つの場面に分割)。目で見てわかる場面転換と適切な休憩をはさみながら、個別支援計画にもとづいてお子さまに合ったペースで進めますので、ご安心ください。個別支援計画とは、一人ひとりのお子さまに合わせて作成する、支援の目標と方法をまとめた計画書のことです。
静かに過ごせる個室「おこもり部屋」(元レントゲン室を活かした、音や刺激の少ないお部屋)でクールダウンできます。感覚過敏のあるお子さまの休憩にも、気持ちを立て直す時間にも。スタッフがお子さまのペースに寄り添います。
はい。平日は15:00からの「宿題・あそび」の時間に宿題に取り組めます。さらに16:30からの教科課題では、こくご・さんすうをゲーム形式で楽しく学びます。「勉強=いやなもの」にしない工夫を大切にしています。
そのほかのご質問は「よくある質問」のページへどうぞ。
タイムラインだけでは、あとりえの空気や子どもたちの表情までは伝わりません。40分の個別見学・相談で、お部屋の雰囲気や一日の流れをゆっくりご確認ください。お子さまとご一緒の見学も大歓迎です。当日はお子さまのペースに合わせて、マステを使った簡単なあそびからリラックスして始めます。
※2026年8月現在、全曜日が満席のため新規ご利用の募集を停止しています。空き待ちや新年度に向けた事前のご相談として、見学は引きつづき受け付けています。お気軽にお申し込みください。